私の健康法                       岐阜市長  細江 茂光
 

ほそえ しげみつ
昭和23年4月  岐阜市伊奈波通に生まれる
昭和36年3月  岐阜市立金華小学校卒業
昭和39年3月  岐阜市立伊奈波中学校卒業
昭和42年3月  岐阜県立岐阜高等学校卒業
昭和46年3月  京都大学法学部卒業
昭和46年4月  三井物産(株)入社
           米国(シアトル、ロサンゼルス)12年間勤務
           物資開発本部サービス事業開発部長などを歴任 
平成14年2月  三井物産(株)退職
平成14年2月  岐阜市長就任

趣味はジム通い、ランニング、ゴルフ、テニスなど、どちらかというと体育系。
カレーライスやタンシチューを料理するのが好きでストレス解消法の一つ。
好きな言葉は、「自己責任」「自立」。尊敬する人物は「織田信長」で、彼の唱えた天下布武に対して「天下布民」、つまり市民の皆さんの声を市政に汲み上げることが基本理念。

 我がふるさと岐阜市は、信長ゆかりの岐阜城を山頂に望む緑豊かな金華山や、1300年の伝統を誇る鵜飼で名高い清流長良川など、深みや厚みのある、歴史や文化、自然に大変恵まれたまちです。自然を満喫しながら趣味のランニング、ゴルフ、テニスができることは最高です。市内の長良川右岸河川敷には、山と清流が織り成す景観を楽しむこともできる高橋尚子ロードがあり、走る人、散歩する人、インラインスケートに訪れる人など市民の憩いの場にもなっています。

 私は、平成14年9月から早朝ランニングを始め、今は毎週水曜日と日曜日の朝に1時間20分くらいかけて、およそ10kmを仲間と一緒に走るようにしています。「継続は力なり」と出張以外はずっと続けて2年経ちますが、最初のころは、ペースがつかめず大変でしたが、今では、会話や自然、街並みを楽しみながら走っています。マラソン大会にも機会を見つけては、参加しています。今年の2月には犬山市長さんと一緒に犬山国際友好シティーマラソンを走りました。犬山市の姉妹都市米国デービス市からの2人の女性を含め、5千人以上の参加がありました。車いすで参加の身体障害者福祉協議会の人たち、歩いて参加のにこにこウォーキング隊、PTA混合の各小学校、中学校のグループなど、いろいろな方が、自然を満喫しながら、自分をしっかり見つめ直すいい機会にしておられるように思いました。

 歩くことも、日常生活のなかに取り入れている私の健康法であり、できる限り市役所まで歩いて通勤をするようにしています。時間的には、約20分おおよそ2000歩強です。市内には、いくつものウォーキンググループができており、友人やグループで歩いている姿をよく目にします。また、金華山へ毎日登るグループもあり、四季おりおりの豊かな自然を感じながらの登山はとても健康的だと思います。他にも畑仕事が好きで、15坪ほどの畑でその時期のものを作り、生長を楽しみ、体で季節を感じながら収穫を喜んでおります。

 体を使うこと以外では、落語が好きで、じっくり聞かせて最後にオチがあって、本当に腹の底から笑える日本の伝統文化だと思います。薄っぺらな笑いも嫌いではないのですが、じっくり聞かせるスローな笑いを大切にしています。岐阜は、今から450年前、落語の祖といわれる安楽庵策伝和尚が生まれたところです。それにちなんで、平成16年2月には、第1回全日本学生落語選手権策伝大賞を開催しました。近年科学が発達し、さまざまな実験によると、笑うことによりがん細胞などを攻撃するナチュラルキラー細胞、俗に言うNK細胞が活性化され、身体の免疫力が向上するといわれています。日常生活の中でもよく笑いますが、これも健康法かと思っております。

 岐阜市では、一人ひとりが光り輝く日本一元気で健康寿命の長いまちを目指して施策を展開しております。私もその先頭に立つという気持ちで、以上述べたような形で健康づくりに励み、毎日元気に過ごしています。

 

 先日、岐阜のある大学で講演の後、長良川河畔のホテルで一泊。翌朝、6時過ぎ目を覚まし長良川に目をやると金華山の山間から顔を出した朝日を背に、また、ある人は朝日に向かって、多数の人が三々五々朝の散歩を楽しんでおられた。
 一枚写真をと川原に降り立ったが、携帯電話のカメラのみで残念ながら写真は撮れなかった。その人たちと話してみると、5年、10年とこの散歩を続けているということであった。岐阜市では市長を先頭に朝の散歩が盛んに行われ、皆、元気そのものであるということだった。
 市長も毎水曜日、市民と散歩を楽しまれているとお聞きし、帰郷後、早速、市長宛に是非コラムをとお願いした。そこで送られてきたのがこのコラムである。高齢者のための色々な施設、これも大切であるが、皆が元気で明るく生きるためにこういった運動も素晴らしいと思う。  (久米川)