大豆蛋白質との出会い     有限会社 大豆イソフラボン社  三樹 文男
 

みき ふみお

昭和19年 岡山県生まれ
昭和52年 パンの製造業を始める
昭和57年 〜62年 フランス国立製粉製パン学校教師レイモンカルベル氏の伝承技術を学ぶ
平成13年 大豆の生理機能に着目し、パンに応用すべく、試作開始
平成15年 イソフラボン40mg含有したパン「イソフラボン40」を完成させる
平成16年 「イソフラボン40」の品質安定の為、専用自動ラインを設置
 私の妻はパンが好きで長女を妊娠中つわりで食欲が減退すると、どこどこのパン店のパンを買ってきて欲しいとよく言っていました。私はパンにあまり関心がなかったものですから探すのに一苦労でした。それがいつの間にかパン製造の仕事を始め、妻は創業以来、私と共に会社の経営を助けてくれています。その妻が3年位前から、更年期障害の症状であるホットフラッシュに悩まされておりました。薬ではなく食べ物で改善出来ないものかと思っていましたところ、たまたま書店である本が目にとまりました。

 井上正子先生の、<女性の病気が本当によくなった【大豆イソフラボン】>でした。
大豆の力を借りれば更年期障害が改善されるかもしれない!!これが大豆と私の感動的な出会いでした。その後もこの不思議な大豆蛋白質の魅力にとりつかれ試作を重ねてみましたが、なかなか思うようにはなりません。そこで、一度著者である井上正子先生の意見を聞いてみたいと思うようになりました。日本医療栄養センターに思い切って電話をしました。“人の役に立つ為の仕事であればお会いしましょう!”とのご返事をいただき、ご多忙の中にも拘わらず日本テレビ局でお会いすることが出来ました。また、同日ご主人で内科医の井上一也先生にもお目にかかり、いくつかのアドバイスと資料をいただきました。さらに、主催されている日本臨床公衆栄養研究会の講演を聴く機会を得ることが出来ました。

 その後、添加イソフラボンの活性を如何に保持するかを中心に試作を重ね、40rを含んだパンの製作に成功しました。妻にも毎日このパンを食べさせて様子をみていますと、2週間程して病状が軽減してきました。それから2年間完治には至りませんが日常生活に支障のない程度の軽減効果があり、今では毎日なくてはならない食事の一つになっています。2〜3日食べない日が続くとまたぶり返すようです。私も毎日食べております。

 大豆イソフラボンは植物性エストロゲンとも言われ、色々な生理機能のあることが報告されています。骨からカルシウムが溶け出すのを防ぐため、骨粗しょう症の予防に効果があります。また、男性の前立腺肥大や前立腺がんの予防効果もあります。この様に女性にも男性にも好ましい効果を広範囲にもつ優れた成分だと言えます。日本人が骨密度を維持するためのイソフラボンの摂取量、約40rをパンの中に含有させえたという訳です。

 毎日のパン食からイソフラボンを手軽に摂取できるため、このパンを通じ一人でも多くの人に是非、イソフラボンと出会っていただきたいと思っています。