第5回 「5月は感謝の月」

  

 
 満開だった桜も散り、夏に向かって春が終わろうとしている韓国の5月は記念日の多い月です。
May dayを始めこどもの日、日本では母の日であるのが韓国では両親の日です。それから仏陀の誕生日、恩師の日、最後に成人の日がずらりと5月に並んでます。その中で休日として休むのはこどもの日と仏陀の誕生日だけで他の日はそれぞれを記念する行事とかが行われます。     

 
  今回取り上げたいのは両親の日と恩師の日で、両方とも記念するというより自分の父と母、そして先生たちに感謝の気持ちを伝える日だと言えるでしょう。感謝するという意味で、それぞれの日には両親と先生のカーネイションをつけてあげます。両親の日には子供からつけてもらったお花を自慢げにつけたまま会社に出勤する人も多いです。

 

 幼稚園生とか小学生は園とか学校でみんなで折り紙でお花を作って両親にプレゼントするが、中学生以上になると生花で作って売ってるのを買って朝に左胸につけてくれます。私も子供が幼稚園で紙で作ったカーネーションとカードをもらって感激しました。

 

 先生の日には先生に感謝の意味で子供の親がプレゼントしますが、最近はそれが純粋な意味のプレゼントではなく賄賂のような意味を含めてあると言って、最近の幼稚園と小学校では禁止しているようです。中高生になるとクラスの全員がお金を出して、先生にプレゼントします。私が学生の時には朝早く集まって校門から2列に並んで先生がいらっしゃるとみんな拍手で迎えた覚えがあります。この日には普段怖い先生でもプレゼントをもらって喜んだり、恥ずかしがる先生の姿を見ると先生達と一歩近づく気がしてとてもいい気持ちになる日でした。卒業してからはこの日に友達同士で昔の先生に会いに行ったりもします。

 
  人それぞれであろうが先生の日があってその日には先生のことを改めて考える機会が出来て、そして大きくなっては昔の先生のことを思い出したりして、いい思い出につかることが出来るこの先生の日が私はとても好きです。(おわり)
                                  

 

こういった人と人のつながりが今の日本で求められていることでしょうか。