第2回 「韓国の旧正月」
 

 この前取り上げたが、大体2月には韓国最大の祝日である旧正月があって、民族最大の人口移動がおきる。 ちなみに今年は2月9日であって、その前後の日が休みになる。

 韓国には2大の祝日があって、一つは旧正月で、もう一つはお盆である。しかしお盆も陰暦で過ごすため大体9月から10月になるが、この2大の祝日に民族の大移動が起きる。大体人口の3分の1が移動するので、汽車とか飛行機は何ヶ月前からすでに予約一杯で特別ダイヤが編成される。

 韓国はソウルとその周辺に人口の4分の1が住んでいるため祝日の前はソウルから出るほうが、祝日の後はソウルに向かう方面が大変な渋滞になる。それで、もともとは両親のところへ子供たちが行く形だが、渋滞とか切符の取りにくさのため最近は両親のほうが子供たちのところに行くことが増えているようだ。

 正月の当日はその家の一番偉い人のところへ集まって祭祀を執り行う。私の家の場合、義理のお父さんのお兄さんのところへ集まる。当日は大家族が集まるため、そのための料理を作るのに前日から女の人が集まって御節料理を作るし、食事の用意からお片づけまで朝から晩まで働きっぱなしでとても疲れるし、ストレスになるため祝日症候群という言葉もあるぐらい。
 この日は親戚が沢山集まるため、伝統の遊び方で遊んだり、トランプをやったり、お酒を飲みながら話し合いをしたりして時間を過ごす。祭祀の後はせべ(歳拝)と言うお辞儀をするが、この時成年になってない子供はお年玉を貰える。

 また、普段お世話になった人も伺ったりするが、その時は必ずプレゼントを用意して感謝の気持ちを伝える。会社の人は取引先の人に顧客管理の一環でプレゼントを配る。日本のお歳暮と似ている。またこの時は日本の着物みたいな韓国の伝統衣装である韓服(チマチョゴリ)を着るのだ。最近は実用的に改良したものを着たり洋服を着るのが多い。

 

 韓国のことを話していると日本と似ていることが多く、理解しやすく思われる。本当に近い国だなとつくづく思う。最後に旧正月は女性にはとても辛くて疲れるには間違いない時間だが、でも親戚や家族みんなに会える大切な日にも間違いない。

 セレボクマニバドゥセヨ(日本の皆様明けましておめでとう、今年も皆様お幸せに)・・・・・・
日本の明けましておめでとうに当たる挨拶です。

                         (おわり)

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